完全予約制では時間厳守を

生活習慣病などの方の診療と発熱外来を両立するためには、動線や時間帯の分離を徹底することが必須です。

そして時間帯分離のためには、完全予約制での診療を行う事になります。

 

完全予約制の診療順は、予約時間どおりに来られた方が優先です。

隔離室の運用等の事情もあるので、予約時間に遅れた方がいると、全体の診療の流れに大きく影響します。

遅刻した方の診察は、予約通りに来られた方よりも後回しになり、かなりお待たせすることになります。

 

予約時間よりも早く来られても、診察順は早まりません。また、お待ちいただく場所で困ることもあります。

車で来た方は駐車場で待っていただくのですが、徒歩やバスやタクシーで来た方の場合が問題です。

 

屋外に屋根付きのベンチはありますが、寒い日や熱い日に、そこで長時間お待ちいただくわけにはいきません。

暑くても大丈夫と言って外で待たれていた方が、やはり暑かったのか、最後に苦情が出たことがありました。

 

最近見学した某クリニックには、隔離診察室のほかに隔離待合室が作ってあり、なるほどと思いました。

ただし厳密には、原因が特定できてない複数の発熱者を同じ隔離待合室で待たせることには、問題があります。

 

おそらく、小さな個別の待合室がたくさんあれば良いのでしょうね。コロナ禍を経て、そう思い至りました。

その待合室がそのまま診察室にもなり、しかも各部屋へは屋外から直接出入りできる設計が理想ですね。

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